ツヤのある肌は女性であれば誰もが憧れるもの。
うるおいがあって、内側から輝くような透明感のある肌は、若々しく健康的な印象を与えてくれます。でも、毎日のメイク、外出先で汚れた空気にさらされることやストレスなど、様々な要因によって肌はどんどん衰えていきます。今回は肌の衰えを防ぎながら、すっぴんからトレンドのツヤ肌を作る方法を紹介します。
1.ツヤ肌とは?
しっとりみずみずしい、ツヤっと輝いている肌のことを、ツヤ肌といいます。水分と油分のバランスが整っており、キメも細かく毛穴が目立ちません。肌表面がなめらかなので、光を反射してツヤ肌に見えるのです。ツヤツヤと輝く肌はそれだけで若々しく見え、少し前から流行でしたが、2018年も引き続きトレンド肌である言われています。
2.ツヤ肌作りには保湿が大切
何事も土台をしっかりと
ツヤ肌には万全な土台が必要です。ツヤ感を出したいとき、真っ先に考えるのはファンデーション選びかと思いますが、ファンデーションだけに頼ってしまうと時間の経過とともに粉っぽい肌になりがちです。崩れないツヤ肌を作るためには、スキンケアからの土台作りが重要になるのです。
ツヤ肌を作るスキンケアで大切なことは、保湿を徹底的に行うことです。
化粧水で十分に水分を与えたら、乳液、クリームの順に塗って水分を逃がさないようにしましょう。また、保湿成分の高い美容液を選ぶことも大切です。保湿成分の高い美容液はベタつきが気になる人も多いかもしれませんが、保湿をして十分に時間を置いた後にティッシュで軽く押さえれば余分な水分をふき取ることができます。ベタつくからといって最初から美容液の量を少なくすると、ツヤ肌を作れるだけの水分が肌にいきわたらなくなることもありますから、量はたっぷりを意識すると良いでしょう。
ツヤ肌作りに効く美容成分
ツヤ肌をつくるためには、ただうるおいを与えていればよいということはありません。保湿性が高い美容成分を含む化粧水を使用することが大切です。
セラミド
セラミドは、水分を保ち外部刺激からお肌を守る働きをしている成分です。もともと肌の角質層にあり細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質ですが、これが不足すると肌のバリア機能が衰え紫外線などの外部刺激を直接受けてしまうため、肌荒れなどのトラブルを起こしやすくなってしまいます。肌の健康に必要な成分と言えます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、肌の土台となる真皮層にある水分を保持する成分です。ゼリー状で分子が大きいという特徴があり、スキンケアで真皮層まで浸透することはありませんが、ヒアルロン酸入りの化粧品を使うことで、肌表面の水分を保ってくれるので、乾燥肌や部分的に乾燥しがちな混合肌の人におすすめです。
コラーゲン
コラーゲンは、真皮層に網目状に広がり肌の弾力を保っている肌の土台です。コラーゲンが減少すると肌のハリがなくなりたるみになって現れてきます。
コラーゲンも分子が大きいため真皮層まで浸透することはありませんが、肌表面に膜を張って水分の蒸発を防いでくれます。
エラスチン
エラスチンはたんぱく質の一種で繊維状になりコラーゲンを結びつける役割を持っています。コラーゲンと結びつき、ゴムのように伸びることで肌の弾力をキープしてくれる成分です。
ビタミンC誘導体
ビタミンCを安定させて角質層まで浸透しやすく改良した成分で、抗酸化作用が期待できるのでシミ予防やくすみ解消に効果的です。新陳代謝も促すので肌のターンオーバーを促進し、ツヤっとした新しい肌へ導きます。
プラセンタ
プラセンタは胎盤から抽出されたエキスで、角質層でうるおいを保つために必要なアミノ酸のほかビタミン・ミネラル・酵素など沢山の栄養が凝縮されているものを指します。
2.ツヤ肌を作る!おすすめ基礎化粧品
スキンケアにおいて、基礎化粧品には様々な種類があり、エイジングケアなど、目的がはっきりしている場合は効率的にケアすることができます。ここでは、ツヤ肌作りに最適な基礎化粧品を紹介します。
【ファンケル/アクティブコンディショニング ベーシック】
出典:http://www.fancl.co.jp
【公式サイト】http://www.fancl.co.jp
セラミドを配合しており、肌本来が持つ力をサポートして美肌を目指す無添加化粧水です。
しっとりタイプとさっぱりタイプの2種類の化粧水があります。
【アクセーヌ/モイストバランス ローション】
出典:http://www.acseine.co.jp
【公式サイト】http://www.acseine.co.jp
さらっとしているのに保湿が高いと口コミで人気です。
べたつく夏も、乾燥の気になる冬にも使える使用感です。
【RMK/スキンチューナー トリートメント M エクストラモイスト】
出典:http://onlineshop.rmkrmk.com
【公式サイト】http://onlineshop.rmkrmk.com
化粧水なのに高い保湿力をもち、乳液をつけていないのにモチモチになるのだとか。
デザイン性も高く、置いてあるだけでおしゃれな化粧水です。
【Stay Free/VC-100 Bright Moisture Lotion Premium EX】
出典:https://www.amazon.co.jp
【公式サイト】http://www.cosme.net
トロっとした柑橘系の香りのするテクスチャーです、ビタミンC誘導体とオーガニック成分を配合しています。値段も1000円前後とお手頃で、惜しみなく使えると人気です。
【ヤマノビューティケミカル/琥珀肌 しっとりタイプ】
出典:https://item.rakuten.co.jp
【公式サイト】https://www.kohakuhada.com/
プチプラなのにヒアルロン酸やプラセンタといった美肌作りに欠かせない成分を配合しています。しっとりタイプはかなりのしっとり感なので、乾燥が気になる人におすすめです。
3. 効果的なスキンケアの方法
化粧水は肌に押し込むように
お肌の美しい人は化粧水を最大限に活用しています。
方法としては、化粧水にコットンでパッティングするように書かれている場合はコットンを、それ以外は手で化粧水をなじませても大丈夫です。
【コットンでパッティングする場合】
・コットンを人差し指と小指ではさみ、化粧水を含ませます。
・頬や額などの広い部分をしたから上に向かって優しくなで押さえます。
パタパタと叩き込んでいる人も多いようですが、強くたたいてしまうと肌の負担になりますので、化粧水をぐっと押し込んでしみこませるイメージでつけるようにしましょう。
・細かい部分は1本指に持ちかえてパッティングします。
小鼻や目元も丁寧に水分をいきわたらせることで、目元や小鼻からのシワ対策につながります。
【手でなじませる場合】
・手をハンドソープで洗い清潔にします。
・手のひらに化粧水を出し温める。
化粧水を人肌くらいに温めることで、肌へのなじみが良くなると考えられています。
・顔をおおうように肌全体になじませます。
頬、額、あご、鼻、目元にまんべんなくなじませましょう。こちらもコットン同様、肌に押し込むイメージで行います。
・細かい部分、気になる部分は重ねづけします。
手で行う場合は、化粧水が手のひらにも吸収されてしまいますので、十分に肌全体にいきわたるのを感じるまでパッティングをするようにしましょう。
乳液は広げるようにのばす
乳液も同様にコットンや手でなじませるようにします。
サラサラとしたウォータータイプの乳液はコットンを、クリーム状の乳液は手を使うとなじませやすいです。なじませる順序などは同様ですが、ムラになると部分的な乾燥を引き起こすことがありますので、乳液を押し込むのではなく「まんべんなく広げるようにのばす」イメージで付けていきましょう。
また、額や鼻などのTゾーンと言われる場所がテカりやすい人は、その部分だけ乳液の量を減らす必要があります。Tゾーンなどの皮脂の分泌が多い場所に乳液をしっかりつけてしまいますと、ニキビや吹き出物の原因となってしまいます。
自分の肌の状態に合わせて、化粧水や乳液のつけ方を工夫していきましょう。
正しいクレンジングも忘れずに
肌にメイクの汚れや古い角質が残ったままでは、肌のターンオーバーが乱れたり、シミやシワができやすくなったり、老化の原因にもつながってしまいます。また、せっかく化粧水などで保湿をしても、肌に浸透しにくくなってしまいますので、メイクを落とす際には正しいクレンジングを忘れずに行いましょう。
クレンジングには主にオイルクレンジングとジェル&ミルクタイプのクレンジングがあります。オイルタイプは洗浄力が高く、しっかりメイクも落としやすいですが、肌に必要な皮脂も落としてしまい、乾燥を引き起こすことがあります。ジェル&ミルクタイプは、刺激は少ないものの、洗浄力が劣るため、ついゴシゴシとこすってしまい、肌を傷つけてしまうことがあります。メイクや肌の状況によって使い分け、肌に負担をかけないよう優しく洗い落とすことを心がけましょう。
クレンジング後の洗顔も大切です。クレンジング剤はお湯で洗い流しても完全には洗い流すことが難しく、クレンジング剤が残っていると肌トラブルの原因になってしまいます。よく泡立てた洗顔料で優しくクレンジング剤を落とすようにしましょう。
4. 毎日の積み重ねがツヤ肌を作る
毎日の基本のケアを怠らないことがツヤ肌への近道です。忙しい朝や疲れて帰ってきた夜など、スキンケアを短くしてしまいがちですが、どうしても時間がとれない際は、美容成分を含んだオールインワン化粧品に頼ることも一つの手です。しかし、ツヤ肌を作るスキンケアにおいて、丁寧に時間をかけて化粧水や美容液を浸透させる工程に勝るものはありません。手間をかけた分だけ、肌は応えてくれるはずですから、スキンケアの時間を自分のリラックスタイムとして過ごすようにすると、肌も喜んでくれるはずですよ。
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